| 摘要 |
本発明は、生成されたＸ線ビームを変調することに係る。Ｘ線強度の増大された、すなわち、より速い周期変調を提供するために、生成されたＸ線ビームを変調するＸ線管内の回転アノード用のアノードディスク（２８）が提供される。アノードディスクは、標的表面領域、焦点軌道中心線（３８）、及びビームダンプ表面領域を有する円周標的領域（３４）を備える。標的表面領域は、電子ビームに衝突される場合に、Ｘ線撮像のためのＸ線が生成され得るように設けられ、ビームダンプ表面領域は、電子ビームに衝突される場合に、Ｘ線撮像のための有用なＸ線が生成され得ないように設けられる。標的表面領域は複数の標的部分（８０，８２）を有し、ビームダンプ表面領域は複数のビームダンプ部分（８８）を有する。標的部分及びビームダンプ部分は、Ｘ線放射が生成される焦点の中心が焦点軌道中心線上にあるように焦点軌道中心線に沿って配置される。更に、焦点軌道中心線の両側における構造は、同質の電子ビームに衝突される場合に同じ線強度がそれら両側において与えられるように配置される。加えて、標的表面領域の少なくとも一部は、焦点軌跡中心線の方向において標的部分及びビームダンプ部分を交互に有する。 |
