摘要 |
<p>惰性走行中において燃費を改善すると共に運転者に生じる違和感を軽減することができる車両用走行制御装置を提供する。フリーラン制御が開始される前に、フリーラン開始時目標車両減速度Grdtが車速Vに基づいて決定されると共に、フリーラン時推定車両減速度GFrdが推定される。そして、車両減速度判断手段96は、フリーラン時推定車両減速度GFrdがフリーラン開始時目標車両減速度Grdtに近いほど、フリーラン制御が実行され易くなる実行開始条件の下で、そのフリーラン制御を実行するか否かの判断をする。このようにしてフリーラン制御が実行されれば、フリーラン制御が実行されても、減速感が乏しい等という運転者に生じる違和感を軽減することが可能である。また、フリーラン制御では、惰性走行中にエンジン12が走行負荷にならないので、車両8の燃費を改善することが可能である。</p> |