摘要 |
【課題】高さ方向で直線性が高くその配向や密集した構造をそのまま応用したり、多層CNTをほぐして容易に使用できる絡み合いが少ない多層CNT集合構造を提供する。【解決手段】基板上に触媒微粒子の作用で成長した複数の多層CNTが集合した構造であって、上記構造を構成する多層CNTのc面間隔[nm]をx軸、下記に定義されるピーク面積内のX線強度ピーク値からの半値幅[nm]をy軸として、y軸方向からは次式(1)(2)で示す2つの直線で挟まれる領域内で、かつ、x軸方向からは0.338nm≦̸x≦̸0.355nmの範囲の領域内にある多層CNTが集合した構造。y=2.1x+0.71…(1)、y=3.5x+1.15…(2)ただし、上記ピーク面積は上記構造に入射したX線が該構造内を回折して別側複数位置から出射する際、各位置の変化に伴い形成される出射X線強度のピーク波形の面積である。【選択図】図19 |