摘要 |
【課題】内燃機関の排ガスの酸素濃度を検出可能な限界電流式のセンサを用いて、排ガスのSOx濃度を検出する装置を提供する。【解決手段】排ガスの酸素濃度を一定の値に維持するように機関を制御しながら、センサへ印加される電圧を第1電圧から第2電圧まで徐々に降下させる掃引処理を実行し、掃引処理の実行中であり且つ特定電圧範囲内の電圧がセンサに印加されている間のセンサの出力電流の極値と、基準値と、の関係に基づいて排ガスのSOx濃度を検出する。但し、第1電圧はセンサにてSOxが還元されて生じる硫黄がセンサに蓄積される印加電圧であり、第2電圧はセンサにて硫黄がSOxへ酸化される印加電圧であり、特定電圧範囲は極値が出力されるであろうと上記一定の値の酸素濃度に基づいて予測される電圧範囲であり、基準値は上記一定の値の酸素濃度に対応するセンサの限界電流の値である。【選択図】図8 |