WHOLE BODY COUNTER

摘要

【課題】ホールボディカウンタにおいて、臀部及び大腿部をカバーする良好な感度分布が得られるようにする。【解決手段】測定室内には椅子３０が設けられている。椅子３０に腰掛けた被検者に対して体内被曝の測定が行われる。背もたれ面の後方に第１測定ユニット４０が設けられ、座面の下方に第２測定ユニット４２が設けられている。それぞれの測定ユニット４０，４２は、シンチレータ部材５０，５４と、シンチレータ部材で生じた光を検出する光電子増倍管と、を有する。第１測定ユニット４０に加えて、第２測定ユニット４２が設けられているので、臀部及び大腿部までカバーする合成感度分布７０を得られる。これにより筋肉に蓄積し易い放射性核種からのγ線を高感度に測定できる。【選択図】図６