摘要 |
【課題】曳航タイプに比して推進抵抗や荒天時の船体の運動性の観点において良好な性能を有しつつも、従来型搭載タイプに比して揚網方向角を広くとることができ、しかも作業性が良好な漁船を提供する。【解決手段】スリップウェイ26の船首側に隣接して設けられた巻き網を載置する漁具置場27と、船尾近傍位置であってスリップウェイの側方に敷設された船尾端敷板28aと、同船尾端敷板の敷設位置に起倒可能に設けられた揚網機29とを備え、小型艇24を搭載するスリップウェイの搭載面は、漁船の船尾側に下り傾斜となる傾斜姿勢と、船尾端敷板と面一の状態となる水平姿勢との間で変位可能なフラップ板30にて構成し、小型艇の進水前はフラップ板を傾斜状態として小型艇を搭載する一方、小型艇の進水後で巻き網の揚網時にはフラップ板を水平姿勢とすることにより同フラップ板上で作業可能とすると共に、このフラップ板と船尾端敷板との間で往来可能とした。【選択図】図2 |