摘要 |
【課題】 全姿勢溶接において良好な作業性を有し、耐ブローホール性、耐高温割れ性を高めることができるNi基合金フラックス入りワイヤを提供する。【解決手段】 NiまたはNi基合金を主成分とする外皮内に、非金属粉末と金属粉末を含むフラックス粉末を充填する。フラックス粉末中の非金属粉末は、フラックス入りワイヤの全質量に対して、800℃以上の温度で焼成したTiO2を4〜6質量%、合成された複酸化物であるCaSiO3を0.1〜3質量%、ZrO2を0.5〜2質量%、金属弗化物を0.1〜2質量%、炭酸塩を0.05〜1質量%、Ti及びAlのいずれか一種または両種もしくはTi及びAlの合金が、フラックス入りワイヤの全質量に対するTi及びAlの質量%換算値の合計で0.05〜1質量%含有する。【選択図】図1 |