摘要 |
迅速且つ的確なマクロライド系抗生物質耐性変異菌の検出方法を提供する。マクロライド系抗生物質耐性変異菌を、第1の加水分解プローブ及び第2の加水分解プローブにてリアルタイムPCRで検出する。第1の加水分解プローブは、配列の一部がLNAにより構成され、第2の加水分解プローブは、5’末端がレポーター蛍光色素で標識され、3’末端はクエンチャー非蛍光色素及びMGB(Minor Groove Binder)で標識されている。マクロライド系抗生物質感受性菌が検出される場合は第1、第2の双方の加水分解プローブ由来の蛍光が観察される。マクロライド系抗生物質耐性変異菌が検出される場合は、第2の加水分解プローブ由来の蛍光のみが観察される。 |