摘要 |
<p>複数の仮想計算機を稼働する仮想化システムにおいて、CPUコアのリソースの制限と仮想化システム特有のIO制御における処理遅延によりリアルタイム性を要求する仮想計算機の運用は困難であった。複数の仮想計算機を稼働する仮想化システムにおいて、仮想計算機上で処理されるアプリケーションを優先度別にグループ化し、各優先度グループの先頭タスクの開始と後尾タスクの終了を該当優先度グループの処理デッドラインとして管理し、各優先度グループの処理開始と終了をホストOSに通知し、ホストOSでは、優先度グループの開始と終了通知を受け、仮想計算機の優先度を調整し、外部装置からの割り込み処理に対して、仮想計算機内の最高優先度グループのデッドラインを守るように割り込み通知の数を制限する。</p> |