摘要 |
【課題】枚のレンズ素子を前後方向に重ねて相対的にずらすことで球面度数を変更することが可能な眼鏡レンズにおいて、より明視域が広く使いやすい眼鏡レンズ及びそのようなレンズを搭載した遠近両用眼鏡を提供する。【解決手段】第1及び第2のレンズ素子を光軸が平行となるように前後方向に並列配置させ、光軸に対して近似的に直交する方向に相対的に逆方向に移動させてS度数を変更可能とした眼鏡レンズにおいて、外側に配置された第1のレンズ素子の物体側の面及び内側に配置された第2のレンズ素子の眼球側の面に下記の式で示される曲線を付加サグ量として合成し、両レンズ素子をそれぞれのx軸及びy軸方向に一致するように並列配置させ、両レンズ素子をx軸方向にのみ相対的に逆方向に移動可能とするとともに、前記両レンズ素子の表裏少なくとも1つの面を非球面化する。【選択図】図1 |