摘要 |
セラミック素体1の両端部に外部電極3bが被覆形成され、該外部電極3bの表面にNiを主成分とする第1の皮膜4b及びSnやはんだ等からなる第2の皮膜5bが形成されている。外部電極3bは端面部6bと側面折返部8bとを有している。外部電極3bは、側面折返部8bの被覆端部7bから端面部6b方向への直線距離Lが少なくとも5μm内の領域に、セラミック素体1と接する形態で少なくともSiを含有したガラス層9が形成されている。このガラス層9の平均厚みtは、3〜10μmであり、ガラス層9中のSi成分の含有量は、11重量%以上(好ましくは40重量%以下)である。これにより外部電極にめっき処理を施してもセラミック素体の溶出を抑制することができ、良好な機械的強度を有するセラミック電子部品を実現する。 |