摘要 |
本発明は、中枢感作の客観的な検査するため、特に、ある慢性疼痛患者が、中枢感作の生じている患者であるかそうでない患者であるかを客観的に判定するためのシステムを提供することを課題とする。本発明は、被験者が感知可能な熱刺激を出力する刺激出力手段、計測開始信号を入力可能な第1入力手段、計測終了信号を入力可能な第2入力手段、及び前記第1入力手段による入力信号と前記第2入力手段による入力信号との間の時間を計測する計測制御手段、を備える中枢感作を診断するための装置であって、前記計測制御手段は、前記第1入力手段による入力信号と前記第2入力手段による入力信号との間の時間がt秒よりも長い場合(ここで、tは30秒以上、90秒未満を示す)、中枢感作が生じていると判定する、装置を提供する。 |