摘要 |
延性と伸びフランジ性とに優れた高強度冷延鋼板は、質量%で、C:0.06〜0.3%、Si:0.4〜2.5%、Mn:0.6〜3.5%、Ti:0〜0.08%、Nb:0〜0.04%、Ti+Nb:0〜0.10%、sol.Al:0〜2.0%、Cr:0〜1%、Mo:0〜0.3%、V:0〜0.3%、B:0〜0.005%、Ca:0〜0.003%、REM:0〜0.003%、残部Fe+不純物という化学組成を有し、主相としてフェライトを40面積%以上、第2相として低温変態生成相(マルテンサイトとベイナイトの1種または2種)を合計で10面積%以上並びに残留オーステナイト(γ)を3面積%以上含有し、かつ傾角15?以上のフェライトの平均粒径が5.0μm以下、低温変態生成相の平均粒径が2.0μm以下、アスペクト比が5未満の塊状残留γの平均粒径が1.5μm以下、前記塊状残留γの全残留γに対する面積率が50%以上である。 |