摘要 |
<p>本発明は、巣状分節性糸球体硬化症を診断及び処置するための方法に関する。より具体的には、本発明は、被験体が巣状分節性糸球体硬化症(FSGS)を有するか、又はこれを発症するリスクを有するかを決定するための方法であって、該被験体から得られる血液サンプル中のカルシウム/カルモジュリン依存性セリンプロテインキナーゼ(CASK)レベルを決定することからなる工程を含む方法に関する。本発明はまた、それを必要とする被験体における巣状分節性糸球体硬化症(FSGS)の予防又は処置における使用のための薬剤であって、有足細胞の表面上に存在するhCD98に対するCASKの結合を阻害するのに有効な薬剤に関する。</p> |