骨関節炎の予防のための低分子量バイオテクノロジー的コンドロイチン６−硫酸

摘要

バイオテクノロジー技術を用いて得られる非硫酸化コンドロイチン骨格の化学的硫酸化およびその後の脱重合により生成される低分子量（１０００〜５０００ダルトン）コンドロイチン硫酸（ＣＳ）が開示される。このＣＳは、主に６−位において実質的にモノ硫酸化されており、４−位においては殆ど硫酸化されておらず、天然ＣＳと同様のモノ／ジ硫酸化ジサッカリド比および電荷密度を有する。前記バイオテクノロジー的コンドロイチン６−硫酸（Ｃ６Ｓ）は、骨関節炎の治療および予防において、および急性および慢性炎症過程において有用である。