ジアルキルカーボネートおよびジオール生成物を調製する方法

摘要

ジアルキルカーボネートおよびジオール生成物を統合プロセスで調製する。１つの実施形態では、アルキレンオキシドを二酸化炭素と、ハロゲン化物を含まない均一炭酸化触媒の存在下、第１の反応ゾーンで反応させ、粗環状カーボネート生成物を形成させる。粗環状カーボネート生成物を脂肪族一価アルコールと共にエステル交換触媒を含む第２の反応ゾーンに導入する。エステル交換触媒は、ゲル形態の塩基性Ｉ型イオン交換樹脂を含んだ。環状カーボネート生成物および一価アルコールを反応させ、ジアルキルカーボネートおよびジオール生成物を形成させる。別の態様では、ジアルキルカーボネートおよびジオール生成物を、ハロゲン化物を含む均一炭酸化触媒を使用して、粗環状カーボネート生成物を形成させ、その後、これをエステル交換反応で使用する統合プロセスで調製する。エステル交換触媒はハロゲン化物を含む触媒の効果を適応させるように再生させる。