摘要 |
本発明は、鉄筋(12)を備えたコンクリート構造体(10)のガルバニック防食に関する。犠牲アノードを収容するための穴(15)が予め構造体に設けられている。犠牲アノードを配置する前に、汚染除去電極(16)及び電解質が穴の中に挿入されて汚染除去段階を行い、電源(18)の負極端子が構造体の鉄筋に電気的に接続されて、電源の正極端子が汚染除去電極に電気的に接続される。電源を特定の時間にわたって作動させて、汚染除去電極及び電解質に塩化物イオンを引き寄せ、電解質及び汚染除去電極を穴(15)から取り出して、犠牲アノードを穴の中に封入して、鉄筋に電気的に接続する。 |