摘要 |
<p>本発明は、耐圧性の原子炉シュラウド(12)により気密封止された内側スペース(14)と、当該原子炉シュラウド(12)を貫通する少なくとも1つの圧力逃し開口部(16)と、前記内側スペース内の過剰昇圧時に当該圧力逃し開口部(16)から出たガス質量流(20,46,48)を濾過するための乾式フィルタ(18)とを有する原子炉用圧力逃し濾過システム(10)に関し、その濾過効率は、当該乾式フィルタ(18)内における当該ガス質量流(20,46,48)の平均滞留時間と、実際の露点に対する当該ガス質量流(20,46,48)の温度間隔との双方に依存し、前記原子炉用圧力逃し濾過システムはさらに、前記圧力逃し開口部(16)と前記乾式フィルタ(18)とを接続する流路(22,44)を有する。流路(22,44)には、流体工学的に乾式フィルタ(18)より上流に、受動的な絞り部(24,42)が設けられている。本発明はさらに、これに対応する、絞り部(24,42)および乾式フィルタ(18)の設計方法にも関する。</p> |