希土類永久磁石合金の真空誘導溶製急速凝固設備

摘要

本発明の希土類永久磁石合金の真空誘導溶製急速凝固設備は、真空誘導溶製急速凝固室と、材料収受保温処理室と、冷却室と、室間隔離バルブとを含む。該材料収受保温処理室と冷却室との間には該室間隔離バルブが設けられている。真空誘導溶製急速凝固室は材料収受保温処理室上に設けられ、その材料案内筒部の出口は材料収受保温処理室に向かう。真空誘導溶製急速凝固室上には水冷電極と、真空装置と、不活性気体導入パイプと、測温装置と、圧力計と、真空計と、安全バルブとが更に設けられている。本発明は、従来の真空急速凝固方法でネオジム鉄ホウ素製品を製造するときに製品の金属組織中の結晶粒子分布が不均一になるか或いは細すぎる小結晶が形成される問題と、常にα-鉄が析出される問題と、希土水素吸蔵合金を生産するときにマンガンが析出される問題とを解決することができる。かつ製品品質と生産効率を向上させ、生産方法を簡素化させ、設備の投資を低減することができる。