摘要 |
<p>【課題】地盤の傾斜度にかかわらず上部工を鉛直に立設でき、簡易基礎の低コスト化と小型軽量化が図れ、地中に障害物が存在しても所定の本数の杭体を打設できる簡易基礎を提供する。【解決手段】基礎板10と、基礎板を斜めに貫通する複数の斜杭20と、基礎板に載置される調整材30と、を具備し、基礎板は、地盤に設置する板本体11と、板本体の片面に一体に立設した複数のガイド管15と、基礎板の片面であって、複数のガイド管側の面の部に突出して形成した半球部12と、を具備し、調整材は、半球部の球面に当接し、球面に沿って全方位へ摺動可能な支持部32と、被支持体を載置する載置部31と、を具備し、複数の斜杭を互いにクロスさせて地中に打ち込み可能なように、各ガイド管を板本体に対して傾斜させ、半球部の頂部に設けた連結孔13から調整材へ挿通した締結ボルト40とナット41を介して、被支持体を角度調整自在に締結したことを特徴とする。【選択図】図1</p> |