摘要 |
細胞壁の少なくともが破壊されており140メッシュ(140mesh;USA)を通過する植物組織微粉砕物と、加熱調理により得られる風味成分、香料、その他の風味成分と、を含む風味付与剤を、飲食品に添加することで、その飲食品の素材に応じた豊かな風味を付与することができ、かつその風味を保持することができる。特に、植物組織微粉砕物は、植物細胞内にある下記一般式(1)で示すステロールまたはステロール脂肪酸エステルが、破壊された植物壁から外部に露出または流出した状態で存在していることが好ましい。【化1】(但し、式(1)中、R1は水素原子または脂肪酸残基、R2は二重結合を有さない炭化水素基を表す。) |