摘要 |
本発明の目的は、重ねシール性及びセルフウェルド性に優れ、熱収縮性、ガスバリア性及びヒートシール性を兼ね備えた熱収縮性多層フィルムを提供することである。本発明に係る熱収縮性多層フィルムは、表面層と、中間層T1と、ガスバリア層と、シール層とを有する多層構造を備え、該多層構造は、一方の表面に前記表面層を配置し、かつ、他方の表面に前記シール層を配置してなる熱収縮性多層フィルムにおいて、前記表面層が、プロピレン‐エチレン系共重合体を含有し、前記ガスバリア層が、ポリ塩化ビニリデン系樹脂であり、前記表面層と前記シール層との融解温度差が、35〜60℃である。 |