摘要 |
<p>本発明は、対象物を吸引するための吸引経路となる管状通路を内部に備え、該管状通路の一端の開口部が、対象物を吸引して保持するための吸引口を形成するノズル部と、前記管状通路の他端の開口部である光源側端部側に配置され、照射光を発する光源と、前記照射光を前記光源側端部から伝達し、前記吸引口に到達させるための照射光伝達手段と、を有する吸引装置である。本発明は、管状通路や吸引口の近傍に光ファイバ等を設ける必要がなく従来の吸引装置と比較して簡単な装置構成でありメンテナンスが容易となる。また、本発明は、吸引口近傍に配線等がないため、コンタミネーションを起こしにくい。さらに、本発明は、吸引口に吸引保持した対象物の背後から照射光を照射できるため、位相差顕微鏡等で形状を観察しやすく、ユーザの利便性が向上するとともに、作業の正確性を向上させることができる。</p> |