摘要 |
本発明における内燃機関の制御装置は、大気圧が所定値よりも高いか低いかに応じて、機関負荷率とスロットル開度との関係を定めた定常特性を、高大気圧時定常特性と低大気圧時定常特性との間で切り替える。この低大気圧時定常特性は、中負荷率領域において高大気圧時定常特性と比べて同一の機関負荷率に対応するスロットル開度が小さく設定され、かつ、当該中負荷率領域よりも高負荷率側の領域において全負荷に向けて機関負荷率が高くなるほどスロットル開度が大きくなるように設定されている。上記制御装置は、低大気圧下において高応答での吸気量の増加要求が出されていない場合には、低大気圧時定常特性を参照して、目標機関負荷率に対応する目標スロットル開度を算出し、一方、低大気圧下において高応答での吸気量の増加要求が出された場合には、上記のように算出される目標スロットル開度よりも大きな値となるように、目標スロットル開度を設定する。 |