摘要 |
【課題】切削インサートの回転軸の破損等を防止でき、加工精度を高められ工具寿命を延長できること。【解決手段】工具本体2のインサート取付座4に、円板状の切削インサート3がインサート軸線C回りに回転自在に装着され、切削加工時に被削材から切削インサート3に分布して作用する力を集中荷重とみなしたときの該集中荷重の作用点を通る所定のインサート径方向と、切れ刃5との交点を切削代表点5aとし、切削代表点5aを通る切れ刃5の接線L2に垂直な第1の仮想平面と、接線L2及び切削代表点5aにおける瞬間的な切削方向に沿う仮想直線を含む第2の仮想平面VS2との交線に沿う方向であって、工具回転方向Tの後方に向かう方向を主分力方向とし、第1の仮想平面の面内で、主分力方向に沿う主分力F1と主分力方向に垂直な背分力方向に沿う背分力F2との合力F3の向きに対して、インサート軸線Cの延在する向きが平行又は所定の微少角度をなす。【選択図】図4 |