摘要 |
セラミックヒータを用いた圧力センサ付きセラミックグロープラグを構成する際に、可動部材の伝熱量の少なくなる構成を採用しても、可動部材と可動部材と取り付けられる部位との接合部の接合強度が低下することを回避して、長期間に亘り良好な発熱が可能となる圧力センサ付きセラミックグロープラグを提供する。セラミックヒータ10の全抵抗値に対して、75%の抵抗値となる発熱主部Pを保持外筒15の先端よりも先端側に位置させる。これにより、発熱主部から後端へ向けて伝搬する熱が、保持外筒と可動部材との接合部に伝搬するまで間に、セラミックヒータからエンジンヘッドやプラグホールへ放熱することができる。よって、保持外筒と可動部材との接合部での熱の影響を低減することができ、接合強度の低下を抑制することができる。その結果、燃焼ガスに対する気密性が低下することに伴って圧力センサとしての機能を損なうことを抑制できる。 |