摘要 |
【課題】ブレーキ制動部を効果的に冷却するエンジンの位相可変装置の電磁ブレーキ冷却構造の提供。【解決手段】スプロケ12と相対回動する同軸のカムシャフト2(内筒部20)に回転可能に支承された回転ドラム44を電磁ブレーキ40で制動して、スプロケ12と内筒部20間の位相を変える位相可変装置で、内筒部20をカムシャフト本体2aに一体化する締結ボルト6の頭部6aと内筒部20間に隙S1を設け、内筒部20外周に配した回転ドラム44位置決用スペーサ24のボルト頭部6aとの圧接面に設けた溝26(連通孔25)を介して、内筒部20内のオイル通路70から円環状ブレーキ制動部(相対摺動面)内側のオイル溜り74にエンジンオイルを導く。オイル溜り74内へのボルト頭部6aの突出量が減って、オイル溜り74の有効容積が増える分、相対摺動面へのオイルの供給量が増えて、冷却効果が上がる。【選択図】図1 |