摘要 |
本発明は、化学強化処理によるガラス基板の反りを短時間で効果的に抑制することができるとともに、化学強化前の研削処理または研磨処理を省略または簡略化することができる方法を提供することを目的とする。本発明は、フロート法により成形され、成形時に溶融金属と接するボトム面と、該ボトム面に対抗するトップ面とを有するガラス基板の少なくともトップ面に、H原子濃度が1.0?1015〜1.0?1019atom/mm3の範囲にある無機物からなる少なくとも1層の膜を形成することにより、その後の化学強化処理によるガラス基板の反りを低減する方法に関する。 |