摘要 |
生体組織からの信号光とそれ以外のノイズ光とを同時に受光し、当該受光した光の情報の演算により、ノイズ光の影響分を除去して信号光を精度良く測定する。受光用光ファイバー系(12)及び分光装置により、3以上の並列で独立した受光・検出チャンネルが構成され、集光レンズ系(11)の光軸(O)に対して、照射用光ファイバー系(10)の出射端と、各受光・検出チャンネルの受光端部分(12a−12f)とが、所定条件の回転非対称に配置されることにより、これらの受光端部分が異なる比率で、ノイズ光と生体からの信号光とを受光する。得られた3以上のスペクトルデータがそれぞれ信号光のスペクトルとノイズ光のスペクトルの足し合わせであると仮定した統計解析によって、受光した光のスペクトルデータのみから信号光のスペクトルを推定する。 |