摘要 |
<p>広範な熱可塑性樹脂を用いることができ、生産性に優れ、プレス成形時のプリプレグの流動性を損なうことなく、ウェルド部の外観改善と強度を向上させた成形体を製造する方法を提供することにある。平均繊維長3〜100mmの強化繊維と熱可塑性樹脂とを含んでなる、厚みが0.3mm〜5.0mmのプリプレグの少なくとも3枚を、1)加熱し、2)互いに接するP層及びQ層を含む少なくとも2層を構成するように配置し、その後、3)プレスして1つの成形体を製造する方法であって、P層中のプリプレグ(p1)とQ層中のプリプレグ(q1)は少なくとも一部が重なるように配置し、かつ同じ層中の2枚以上のプリプレグは接しないように配置することを特徴とする成形体の製造方法。</p> |