摘要 |
【課題】 システム全体の一層の小型化を図りながら、安全で高能率の発電システムを構築する。【解決手段】ウラニウム(235,238)及びプルトニウム239のいずれか一方又は双方を含有する金属性燃料を用いた炉心2と、この炉心2を収納した原子炉容器1と、原子炉容器1内に充填され、炉心2によって加熱される金属ナトリウムと、炉心2から放射される中性子の実効倍増係数を約1以上に維持して炉心を臨界状態とする中性子反射体9とを有する原子炉3を備える。原子炉3の外部には、主熱交換器15が設置される。主熱交換器15には、原子炉3によって加熱された金属ナトリウムが供給され、加熱された金属ナトリウムと熱交換される超臨界二酸化炭素が循環する。主熱交換器15によって加熱された超臨界二酸化炭素は、タービン20を駆動し、このタービン20の駆動によって発電機21を動作させる。【選択図】図1 |