摘要 |
バッテリパックの車載構造において、バッテリケース(24)の上面には車幅方向に延びてクロスメンバ(20)が嵌合する凹部(39b)が形成されるので、バッテリパック(31)をクロスメンバ(20)と干渉することなく車体に搭載することが可能となり、クロスメンバ(20)の位置を高くしたりクロスメンバ(20)に切欠きを形成したりする必要がなくなることで、バッテリパック(31)の最低地上高を充分に確保してバッテリ(42)の被水を防止しながら、車室(25)の容積の確保とクロスメンバ(20)の強度の確保とを両立させることができる。また前記凹部(39b)はバッテリケース(24)の上面に形成されるので、バッテリ(42)の下方に配置された冷却通路(45A,45B)を狭めることがなく、これによりバッテリ(42)の冷却性能が確保される。 |