摘要 |
軟骨細胞付着多孔質体を密封状態で少なくとも14日間に亘り長期保存する方法を開示する。当該方法は、単離された軟骨細胞をアテロコラーゲン液に1.0?107cells/ml〜1.0?108cells/mlの投与細胞濃度で懸濁して細胞懸濁液を調製することと、前記の細胞懸濁液を生体適合性の多孔質体に播種することと、前記細胞懸濁液を前記多孔質体においてゲル化して軟骨細胞付着多孔質体を得ることと、前記軟骨細胞付着多孔質体を、投与生細胞数1.0?105cellsあたり1mL以上の量の、インスリン、線維芽細胞成長因子および5%以上の血清を含む培地中で、培地の振盪速度が、0cm/sよりも大きく2.8cm/s以下の範囲で振盪しながら、26〜37℃で維持することと、を具備する。 |