摘要 |
リブ状の突起ではなく内周のテーパー面および段部で係合保持することにより、棒状化粧料に対する上下方向および回転方向に対する係合保持力を高め、通常の硬さの棒状化粧料はもとより、柔らかいタイプの棒状化粧料も、確実に保持することができ、さらに成型時のクラックなどの不良発生を効果的に防ぐ棒状化粧料保持体の提供を目的とする。当該棒状化粧料保持体は、上下端が開口した筒状に形成され、その内周面には、上部開口より下方へ内径を漸次縮径して上部テーパー面を設けるとともに、下部開口より上方へ内径を漸次縮径して下部テーパー面を設け、該上部テーパー面と該下部テーパー面との境には下部テーパー面側が上部テーパー面側に対して高くなるような段差を形成する1つの段部を環状に設け、該段部は側面視で軸心に対し傾斜して形成され、さらに、前記上部および下部テーパー面のテーパー角度が1?〜10?に形成され、特に前記段部の高さが0.1〜2.0mmに形成されている棒状化粧料保持体である。 |