摘要 |
【課題】豪雨や地震等による法面の表層滑落を防止することができる安価な法面補強方法を提供する。【解決手段】法面に成育する立木1間に植生マット体2を千鳥足状に配置して複数本のL型アンカーピン3にて固定し、更に該植生マット体の中心部に長さ1〜1.5メートルのアンカー(表面のフシが全ネジ状の異形鉄筋でナットや継手を使ってネジの原理で手軽に接合できる鉄筋)を地山の基礎層まで羽根付継手を用いて打設する。該アンカーの上部に四つ角に係止部が形成されたプレート6をワッシャーとロックナット8にて締付固定し、各植生マットに形成されたプレート同士の係止部にワイヤー9を張りターンバックル11でワイヤーを張り詰め、植生マット体と該アンカーとワイヤーの構成による法面の滑落防止工法。【選択図】図1 |