摘要 |
<p>作用極に対極を基準とする測定電位を印加することにより得られる応答電流に含まれる電流成分のうち、検体中の測定対象物質と酵素とが反応することにより生成される還元物質が酸化されることによる酸化電流と異なる電流成分による影響を低減することにより、検体に含まれる測定対象物質を定量するときの測定精度を向上することができる技術を提供する。測定電位よりも高電位の調整電位が作用極にパルス状に印加されるので、作用極に対極を基準とする測定電位を印加することにより得られる応答電流に含まれる電流成分のうち、検体中の測定対象物質と酵素とが反応することにより生成される還元物質が酸化されることによる酸化電流と異なる電流成分による影響を低減することができるので、応答電流を安定して計測することができ、検体に含まれる測定対象物質を定量するときの測定精度を向上することができる。</p> |