摘要 |
電動機のトルクを調節することでエンジン動作点を制御することにより暖機を促進する。作動油温THoilが低い場合は、高い場合と比較して、第1電動機MG1と第2電動機MG2との間での電力授受を行いながら第1電動機トルクTmg1を調節することによりトルクコンバータ16の速度比eを低下させるので、トルクコンバータ16における伝達損失が増加させられて発熱量が増加させられる。よって、作動油温THoilの上昇を促進できることはもちろんのこと、その作動油温THoilの上昇により作動油にて作動させられる機器(例えば自動変速機18)の暖機を促進することができる。 |