摘要 |
課題:新規ポリオール酸化酵素の提供。解決手段:下記(a)から(e)に記載の性質によって特定されるペニシリウム(Penicillium)属に属する微生物由来のポリオール酸化酵素。(a) 安定pHはpH6.0以上であり、反応至適pHは7.0から9.0である。(b) 作用温度は50℃以下であり、反応至適温度は40℃である。(c) 分子量が約113kDaである。(d) ポリオールの2位と3位のOH基がL−エリスロ型の構造を特異的に認識して反応し、4位のOH基がL−リボ型であることは認識できず反応しない。(e) 基質特異性が、D−アラビトール、エリスリトール、D−マンニトール、D−ソルビトールの順である。 |