摘要 |
直噴エンジン12を着火始動した後にK0クラッチ34を接続する際に、エンジン回転速度NEがMG回転速度NMGに近付くに従ってエンジントルクTEが低下し、それ等の速度差(NMG−NE)が略0になったらエンジン回転速度NEが略一定に維持されるように、速度差(NMG−NE)に比例してエンジントルクTEが低下させられる。このため、K0クラッチ34の接続タイミングのずれに拘らず直噴エンジン12の吹き上がりや接続ショックが抑制され、ドラビリ性能や乗り心地が向上する。また、速度差(NMG−NE)に応じてエンジントルクTEが徐々に低下させられるため、速度差(NMG−NE)の変化に拘らず一律にエンジントルクTEを低下させる場合に比較して、直噴エンジン12の自立回転不能による失速等が適切に回避される。 |