摘要 |
MGクリープモード時のMG回転速度NMGに比較して充電クリープモード時のエンジン回転速度NEが高回転であるため、MGクリープモードではモータジェネレータMGを比較的低回転で作動させることにより、効率良く所定の目標クリープトルクを発生させて燃費を向上させることができる。充電クリープモードでは、直噴エンジン12を比較的高回転で作動させることにより、NV性能や充電効率の悪化、エンジンストールを抑制しつつ所定の目標クリープトルクを発生させるとともにバッテリー44を充電することができる。MGクリープモードから充電クリープモードへ移行する際には、直噴エンジン12を着火始動し、エンジン回転速度NEがMG回転速度NMGを超えてからK0クラッチ34を接続制御するため、クランキング始動に比べて蓄電残量SOCの悪化が抑制されるとともに、クリープトルクの変動を抑制しつつクリープモード切換を行うことができる。 |