摘要 |
ウォームギヤ機構(44)は、電動モータに連結されるウォーム(70)と、該ウォームに噛み合うウォームホイール(80)とから成る。ウォームホイール(80)は、少なくとも歯面(81a)が樹脂材料から成る。この歯面(81a)には、ウォーム(70)の回転に従ってウォーム(70)の歯(71)に接触する接触点の軌跡に基づく噛み合い凹部(81dr)が、歯面と共に、金型(100)を用いた射出成形のみによって形成されている。噛み合い凹部(81dr)は、ウォーム(70)の歯(71)の最凸部が接触する接触点の軌跡に対応して、ウォームホイールの歯面の歯すじの方向に最も窪んでいる複数の点(P1a〜P9a)を有する。この複数の点を結ぶ線(Loa)は、ウォームホイール(80))の歯面(81a)の歯幅中心線(Ct)に対して交差している。 |