摘要 |
リグノセルロース材料の蒸解方法が、リグノセルロース材料と少なくとも約10のpHを有する苛性組成物を提供する工程を含む。仮性組成物は、水、アルカリ金属水酸化物又はアルカリ土類金属水酸化物、組成物の全質量を基準として約1質量パーセントまでの分枝鎖状の蒸解添加剤を含む。分枝鎖状の蒸解添加剤は、以下の構造(式中、Aは少なくとも1つのアルキレンオキシ基であり、それぞれのアルキレンオキシ基は2〜4個の炭素原子を有し、nは0又は1であり、Bは8〜15個の炭素原子を有する分枝鎖状の脂肪族炭化水素基であり、XはH又はB−O−(A)mであり、それぞれのmは独立して3〜30の平均値である)を有し、その際、苛性組成物はASTM D2281を用いて測定されるように100秒未満のドレーブス濡れ時間を有する。 |