摘要 |
パイロット噴射及びメイン噴射を実行するディーゼルエンジンにおいて、メイン噴射で噴射された燃料の物理的着火遅れ期間の終了時に対応して目標噴霧温度を設定しておき、この物理的着火遅れ期間の終了時における実噴霧温度である基準噴霧温度が上記目標噴霧温度に一致するようにパイロット噴射量及びパイロット噴射時期を制御する。上記燃料の物理的着火遅れ期間の終了時は、噴霧内当量比が噴霧内可燃当量比(0.7)まで低下した時点として求められる。上記基準噴霧温度は、燃料の物理的着火遅れ期間の終了時における筒内温度から初期噴霧温度を基準として求められた熱量分を減算することにより求められる。 |