摘要 |
<p>傘部フェース(16)を成形する押圧凸部(43)を設けたダイス(42)と、押圧パンチ(48)とを備えた金型(40)を用いて、傘部フェース(16)の内周側から外周側に向けてスベリ変形が生じる鍛造を施すバルブの製造方法で、ダイス(42)に押圧凸部(43)と凹溝(46)を周方向に交互に連続して設け、パンチ(48)の押圧動作に連係して、バルブ中間品(W3)を金型(40)に対し所定角度回転させつつ、傘部フェース(16)を鍛造する。押圧凸部(43)による素材の深さ方向の塑性変形量が従来の金型(ダイス)よりも大きく、それだけ傘部フェース(16)の深層部まで高硬度化できる。塑性変形する部位は周方向に離間するが、押圧凸部(43)の押圧位置がパンチ(48)の押圧動作毎に周方向にずれて、塑性変形した傘部フェース(16)の成形面(鍛造面)が平滑化する。</p> |