| 摘要 |
<p>タスクの種類および稼働状態に応じて再配置処理における移動先階層を決定するための判断基準を適切に設定し、高レスポンス要のタスクのデータが下位階層に配置されて性能が劣化することを防ぐための技術を提供する。複数の計算機の少なくとも１つの計算機（管理計算機或いは各ホスト計算機）は、複数のホスト計算機上で実行されるタスクに関するアクセス特性を、レスポンス性能が異なる物理記憶デバイスの実記憶領域間でデータを移動する再配置処理における移動先決定の判断基準として考慮するか否かを示す再配置基準情報を設定する。また、ストレージサブシステムは、再配置基準情報を参照し、複数の計算機に割り当てられた実記憶領域に対する複数の計算機からのアクセス特性に基づいて、実記憶領域に格納されたデータを、レスポンス性能が異なる物理記憶デバイスの別の実記憶領域に移動する再配置処理を実行する。（図１９参照）</p> |
