摘要 |
<p>本発明は、巻き取り工程により製造条件の制約が多いホットコイルにおいても、常温強度のばらつきを低減させ、低温靭性を向上させたラインパイプ用ホットコイル及びその製造方法を提供するもので、再結晶温度域での各圧延パス間で鋼板を所定時間滞留させ、熱間圧延後に2段冷却をすることにより、板厚中心部の鋼組織を、有効結晶粒径で3〜10μm、ベイナイト及びアシキュラーフェライトの面積率の合計で60〜99%とするとともに、任意の2部位におけるベイナイト及びアシキュラーフェライトの面積率の合計を、それぞれ、A及びBとしたときのA-Bの絶対値を0〜30%とする。</p> |