摘要 |
炭素繊維と熱可塑性樹脂とを含むランダムマットにおいて、成形時の加圧力を低減させことができると共に繊維強化複合材料成形体としたときに高い機械強度が得られるランダムマット等を提供する。平均繊維長3mm以上100mm以下の炭素繊維と熱可塑性樹脂とを含むランダムマットであって、前記炭素繊維の目付が25g/m2以上10000g/m2以下であり、式(1)で定義される臨界単糸数以上で構成される炭素繊維束(A)について、前記ランダムマットの繊維全量に対する割合が40Vol%以上99Vol%以下であり、前記炭素繊維束(A)中の平均繊維数(N)が式(2)を満たすことを特徴とするランダムマット。臨界単糸数=600/D (1)2.0?105/D2≦̸N<8.0?105/D2(2)(ここでDは炭素繊維の平均繊維径(μm)である) |