摘要 |
膵液を含む生体試料中の標的粒子を、当該標的粒子の濃度又は数密度が従来の光分析技術よりも低い溶液中で検出する方法を提供する。膵液を含む生体試料と、標的粒子に結合する蛍光プローブとを含む試料溶液を調製し、生体試料中の標的粒子と蛍光プローブとを結合させるプローブ結合工程と、蛍光プローブと結合した標的粒子の分子数を、走査分子計数法により算出する算出工程とを有する。蛍光プローブが標的粒子に結合した状態と、単独で存在している状態とでは、放出される光の発光特性が異なる。蛍光プローブが標的粒子と結合した状態では、波長が600nm以上の蛍光が放出される。 |