摘要 |
樹脂被膜金属板(1)は、金属板(2)と、金属板(2)の表面側に形成された樹脂被膜層(3)と、金属板(2)の裏面側に形成された樹脂被膜層(4)と、を備えている。樹脂被膜層(3)および樹脂被膜層(4)はそれぞれ、成形加工後に金属容器の外面側および内面側に位置する。樹脂被膜層(3)が、金属板(2)に被覆された後の結晶化熱量と融解熱量との差が単位重量当たりに換算して0J/g以上20J/g以下の範囲内にある樹脂材料によって形成されている。樹脂被膜層(3),(4)がエチレンテレフタレート単位が90mol%以上の樹脂材料によって形成され、樹脂被膜層(3)の融点が240℃以上254℃以下の範囲内にあることが望ましい。 |