摘要 |
<p>本発明の一実施例であるクロマトグラムデータ処理装置(2)は、微分クロマトグラム作成部(25)及び判定部(26)を含む不純物検出部(30)を有する。微分クロマトグラム作成部(25)は、測定の各時刻における吸光度スペクトルを目的成分の極大(又は極小)吸収波長において波長方向に微分することにより波長微分係数を求め、その波長微分係数の時間変化を表した微分クロマトグラムを作成する。判定部(26)は作成された微分クロマトグラムの形状に基づいて、目的成分のピークが不純物を含むか否かを判定する。これにより、複雑な計算処理を要することなく、目的成分のピークが不純物を含むか否かを高精度で判定することができる。</p> |